扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

関西アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2016年9月17日(土) 受付開始17:00 読書会17:30~20:00
  • 関西アウトプット勉強会 第77回「修身教授録 」(森信三)

読書の秋・芸術の秋・スポーツの秋を感じる9月17日(土)、関西アウトプット勉強会が大阪茶屋町ちゃやまちアプローズタワー13階会議室で行われました。

参加者は19名で、今回初めてご参加される方は、そのうち4名いらっしゃいました。

課題本は「修身教授録」(致知選書)です。
今回の本はハードカバーの531ページ、読了後には本の重みに勝るととも劣らない、ずしりと感銘をうける本でした。読書会への参加要件は「課題本を読み切る」のみです。


まず、入口には看板があります。毎回入るのはちょっとどきどきします。


「受付です、本日はよろしくお願いいたします。」入った瞬間、思わずにっこり。


自己紹介のあとは各テーブルで本についての感想を述べあいます。
「人生二度なし」本の根底に流れる思想です。本書では倫理・哲学の講師であった森信三先生が、「修身科」の授業で検定教科書を使用せず、独自の口述でされた講義を筆録したものです。まさに、先生の講義を直接受けているような感覚を受けます。


心に残る箇所はそれぞれ違いますが、人の意見を聞くのもまた勉強になります。
「私の会社では・・」「私が思うに・・」皆それぞれ自分の問題にひきつけ、現在の悩みや不快感を解決するヒントを得ていきます。そうそう、猫町倶楽部では「人の意見を否定しないこと」がルールです。否定どころか共感することが多いですが・・・


自分で読んだ本の価値をを1とすると、アウトプットで2になり、人の意見を聞くこと4でになります。最初は緊張しますが、時間がたつにつれ読み込み語る内容が深くなっていくのが特徴です。


最後に記念のショットです。気分は森先生の生徒!


読書会の後は、懇親会です。場所は同ビルの地下1階「北の華」でした。最初は同じテーブルで仲良くなったメンバーと美味しい料理とともに楽しくおしゃべり、1時間後には「酒」「読書の秋」「芸術の秋」と好きなテーマに分かれてゆるゆると語り合います。
懇親会に出ることで皆と仲良くなり、読んだ本の価値は倍の8になります(笑)次回も皆で参加しましょう!

普段は読もうと思ったことのない本との出会いで、自分の考えが広がり、世界が広がり、語りあうことで気づきが生まれます。「人生二度なし」だけど、本は自分以外の人生も教えてくれます。「修身教授録」にも大人になってからの勉強は読書会が一番とありました。まさに、森信三先生の教えを実践しています!


次回の関西アウトプット勉強会は、10月15日(土)です。

課題本:三枝 匡「経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ」
    (日経ビジネス人文庫)
時間: 受付開始15:30 読書会16:00~18:00 懇親会18:00~20:00
場所: バー エスカ (大阪府大阪市北区浮田1-5-24 06-6292-6544)
※いつもと時間帯と場所が異なりますので、ご注意ください。

ムードたっぷりの古民家カフェで開催します。若き戦略型リーダーが、社内改革に乗り出す小説仕立ての本です。

猫町サポーター一同、皆さまのお越しをお待ちしております。

(文 : あきちゃん 写真 : つぎ/のんこ)

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