猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2016年9月23日(金)
- 第117回 ジャック・アタリ「危機とサバイバル――21世紀を生き抜くための〈7つの原則〉」
9月23日(金)、第117回名古屋アウトプット勉強会が開催されました。
場所はいつもの「愛知県産業労働センター ウインクあいち」。
課題本はジャック・アタリ著「危機とサバイバル―21世紀を生き抜くための<7つの原則>」でした。
参加は今回26名にご参加いただきました。
9月4日行われたビギナー限定イベントの5名のほか、猫町倶楽部初参加の方も1名いらっしゃいました。
6年ほど前には、今回の課題本の著者ジャック・アタリの作品で「21世紀の歴史」を課題本に↓読書会を開催しています(第36回、2009/12/16(水))。当時の会に参加された方が3名参加して下さいました。
今年の9月で猫町倶楽部が始まって10年になります。読書会の冒頭では、改めて猫町倶楽部の設立背景やアウトプット勉強会への想いが語られる一幕もありました。月刊Check11月号で猫町倶楽部が取り上げられていることの紹介がありました。9月に開催したビギナー限定イベントの模様や猫町倶楽部メンバーお勧めカフェ等が掲載されています。こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?
今回の読書会では、サポーターから参加者皆さんに、ポケットサイズの紙片をお配りしました。
この紙には、課題本で紹介されている「7つの原則」が書かれ、著者の出身国にちなんでフランスの香水で香りをつけてお渡ししています。会場がほのかに香っていたのにお気付きだったでしょうか。
今回の課題本は、サバイバルのための原則を7つあげて個人、企業、国家、人類それぞれの場面で7つの原則を使って行動するにはという内容でした。
読書会では、7つの原則のうち力を入れていきたい原則がどれか、原則の一つである「自己の尊重」がとても難しいこと、今後どんな危機が具体的に待ち受けているか等が話題になりました。
アウトプット勉強会では、現実にコミットするための実行宣言として、本を読んで実行したいことを付箋紙に書き出しテーブルごとに発表しています。今回選ばれた実行宣言は、こちら。他の人の実行宣言を聞くことで気づきがあったり、課題本を再読しようと思ったりします。
- 「しなやかに生きのびる」
- 「20年後の自分を意識し「今」を大切に行動する」
- 「(自分にとって大切である)数学さえも捨てる「ちゃぶ台返し」の覚悟を!」
- 「自分にとって大切な要素(P178)を定義する。寝る前に思い出す。判断に迷ったときに思い出す」
最後に記念撮影。
読書会の後は懇親会。海の幸を楽しみました。
懇親会では、引き続き課題本の内容についてや、普段どんな本を読んでいるかの話題で盛り上がったほか、今名古屋で旬の話題として、あいちトリエンナーレの様々な催しも話題になりました。
次回の定例会は、橋爪大三郎「教養としての聖書」で、10/28(金)に開催します。場所は今回と同じく、名駅そばのウインクあいち、
本を読んでアウトプットする習慣を身につけてみませんか?