猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2017年3月22日(水) 19時半〜
- 名古屋シネマテーブル 第79回「ラ・ラ・ランド」
3/22(水)名古屋シネマテーブル第79回定例会を開催しました。 課題映画は『ラ・ラ・ランド』でした。 アカデミー賞6部門受賞作品で、アメリカで大ヒットと前評判十分な『ラ・ラ・ランド』。 参加者70名を越す賑やかな開催となりました。 中には「猫町倶楽部もシネマテーブルもはじめて」と話すお一人参加の方もいました。 私もかつてはそうでした。最初の参加って勇気が要りますよね、、、うれしい限りです!! ジャズ好き、ミュージカル好き、BL好き、アメコミ好き、文学好き、初参加… さまざまな参加者を迎えてシネマテーブル、スタートです。 今日の名札は、こちら! ルームメイトとパーティーに向かいたくなる色合いです。 お好きな色をどうぞ。ミシン目で切り取って使います。 こちらはテーブル札です。 ゾートロープといって、回転させながらスリットをのぞくと内側の絵が動いて見える仕掛けです。 気分が上がりますね。
これらの作品はすべてサポーターのシロさんが製作したもの。 SEB'Sの看板も蛍光塗料で仕上げています。 クリエイティビティがまぶしくて直視できません。 今回は多くのテーブルで、評価が分かれてアツい議論が交わされたようです。 賛成派の意見は… 「とにかくオープニングが最高、あれだけで1800円の価値あり!」 「いかにもなロマンス描写キタって思うけど ときめいちゃう。」 「これまでの人生で何度も分岐点を経験している年の人にほど響くと思う。」 「音楽すごくいい、音楽にひっぱられた映画のように思える」などなど 否定派の意見は… 「期待していたが劇中のダンスシーンは思ったより少なくてがっかり。あのオープニングくらいのが最後にほしい!」 「引き受けたからには嫌な仕事でもきちんとやるべき(序盤クリスマスでのセブに対して)」 「(主人公2人の)車や映画館でのマナーが悪い!」 「セブの弾くジャズがダサすぎる。楽曲がダメ。」など、厳しい意見もありました。 また、自分自身の過去やこの映画の解釈についてもこんな意見が出ました。 「彼氏と見たけど、元彼のことを思い出して泣いてしまった。罪悪感」 「終わり方をハッピーエンドととるかバッドエンドととるか。 この映画は恋愛映画じゃなく夢を追う人たちのための物語だからこれは最高の終わり方」 話はつきませんが、会場を移動して懇親会です。 今回の懇親会の話題映画は『哭声/コクソン』。 韓国映画が立て続けに評判な昨今ですが、皆さんどのような感想を持たれたのでしょうか。 「監督の前作を観ていなかったので、なぜ牛骨で笑いが起こるのかわからなかった。」 「祈祷シーンがアガル」 などの声が聞かれましたが、結局どういうことだったのか?にはみんなそれぞれの解釈があったりなかったり… 話しても謎が謎のまま残ったようで、それもまた映画の醍醐味ですね。 あの初参加の方も懇親会で談笑されていました。 ご参加の皆様、ありがとうございました! 次回第80回は4月26日(水) 課題映画はアカデミー作品賞受賞で話題沸騰中の『ムーンライト』です。 お申し込みはこちらから。 http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/43767 またシネマテーブルでお会いしましょう! 文章:とみー 撮影:名古屋シネマテーブルサポーター