猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2018年1月28日 (日) 読書会16:30~19:00 懇親会19:00~21:00 【東京】
- 月曜会+シネマテーブル合同企画『オリエント急行の殺人』✕『オリエント急行殺人事件』
1月28日(日)、東京文学サロン月曜会と東京シネマテーブルの合同イベントが代官山 chano-maにて開催されました。
今回の課題作品は月曜会が小説「オリエント急行の殺人」(原作/アガサ・クリスティー)、シネマテーブルが映画「オリエント急行殺人事件」(監督/ケネス・ブラナー)。
本と映画、それぞれ読後、観賞後の感想を皆さんで話し合うコラボ企画です。
今回は100名以上の方に参加申し込みいただき、満員御礼となりました。
会場には小説について話すテーブルが6つ、映画が3つ、映画+小説が6つ、合わせて15のテーブルができました。
バッチリ決めたスーツ姿で司会が登場。二人はシネマテーブルと月曜会のサポーターです。
タイムスケジュールや「人の意見を否定しない」という約束事、各テーブル進行役の決定など、皆さんへの説明をしています。
「初めて参加したという方どのくらい居ますか?」こうして見ると、多くの方に初めて足を運んでいただいた様子。
さて、いよいよ各テーブルに分かれて読書会とシネマテーブルが始まります。
お店の奥側には小説について語り合う3つのテーブル。
このテーブルは男性のヒゲ率が高めですね。
映画について語るテーブルでは、「セットやロケーションが素晴らしかった」という意見や、「ジョニー・デップが思っていたよりハマり役だった」など、映画ならではの感想が聞かれました。
長距離列車旅行の体験談や、他ミステリー作品の話で盛り上がるテーブルも。話があちこちに脱線するのも読書会の楽しいところ。
本と映画のテーブルでは、「映画ではブークが軽薄でビックリした」、「小説とはラストの印象がだいぶ違う」など、キャストやストーリーの相違点に関する話題が多かったようです。以前(1974年制作)の映画作品やドラマ版「名探偵ポワロ」を観ていた方もいて、登場人物のイメージについて多くの意見が出ていました。
さて、月曜会の恒例企画、ベストドレッサー賞の時間がやってまいりました。
今回のドレスコードは「オリエント急行の乗客」。皆さんどのようにこのテーマを取り入れたのでしょうか。
発表者にみんなで拍手をおくるグループ。楽しそうです。
「せーの、あなた!」ここのグループでは圧倒的多数で受賞者が決まった様子。
各グループから選ばれたベストドレッサーの皆さんが勢揃い。今回はシックな装いの方が多いですね。
小説に書かれた衣装を忠実に再現する方、登場人物のイメージを膨らませる方、雰囲気を重視する方、ベストドレッサー賞の捉え方も色々あるのですね。
課題本や映画について話し合う前半の部は終了。
会の後半は食事と懇親会となります。
ドリンクも待機中。
たくさん話すとお腹がすきます。
自由に動き回って、たくさんの人と話すことができる懇親会。課題本や映画の話、共通の趣味の話などをしているうちに、あっという間にお開きの時間になってしまいました。
<東京文学サロン月曜会からのお知らせ>
一泊読書会旅行 夏目漱石「草枕」【伊香保温泉】
2/17(土)〜18(日) は、都会の喧騒を抜け出して一泊二日の伊香保旅行に出かけます!
メインの読書会はもちろん、素晴らしい眺めの温泉に水澤うどん、富岡製糸場や竹久夢二美術館の見学、大人数での宴会など楽しい企画が盛りだくさん。
月に一度の定例会と比べても、より一層メンバーと仲良くなれるのが月曜会の旅行企画。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております!
詳しくはこちら↓
http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/52048
今回の会も盛況となりました。
参加された皆さん、ありがとうございました。残念ながら今回は申し込みに間に合わなかった方も、次回のご参加をお待ちしています。
まだまだ寒い日が続きます。皆さん体調に気を付けて、また読書会やシネマテーブルでお会いしましょう。
文責 : たく(シネマテーブルサポーター)
写真 : 山ちゃん、さと(月曜会サポーター)、Katsumi(シネマテーブルサポーター)