猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2018年9月22日(土)
- 第110回東京アウトプット 勉強会『教養主義のリハビリテーション』
秋の村雨を感じる2018年9月22日(土)に、「ビジョンセンター田町」にて、第110回東京アウトプット勉強会が開催されました。
課題本は、大澤聡著『教養主義のリハビリテーション』です。
今回は、お正月の討論番組や「ゲンロン」でもお馴染み、著者の大澤先生をお迎えしての回となりました!
大澤先生、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました!!
実際の会場の様子はこちら。
今回は、前半が通常の読書会、後半は大澤先生による本のレクチャーという豪華二本立てとなりました。
読書会で出た参加者の皆さんのご意見を少しだけ取り上げます。
・昨今の大学に通うことの意味とは何か?という話の中で、全てEラーニングでもいいのでは?という意見が出ました。それに対して、特に地方出身者には親元を離れ自立のきっかけになるという通学に意味がある、という意見がでました
・学生時代の読書をもっとしておけば良かった、という声が多く聞かれました。
・何かを夢中で調べた経験について話したところ、音楽、料理、サウナ、サンボ(ソ連の格闘技)、BL漫画、、、本当に十人十色で盛り上がりました。
レクチャーでは、大学の講義を思い起こすしっかりしたレジュメに、大澤先生の軽妙で笑いを誘う分かりやすいトークのお陰で、さらに本の内容に関する理解が深まりました。特に、本著で掲げられている「対話的教養」には読書会が非常に有効だと語っていただき、我々サポーター一同、本当に嬉しく感じました。
その後は、参加者全員で記念撮影!
そしてそして、「百代茶屋」さんに移動し、待ちに待った懇親会へ!
そこでも大澤先生にはサービス精神を発揮していただき、数多くの参加者に課題本へサインをしていただきました。至れり尽くせりで、本当にありがとうございます!
↓一枚脱いでちょっとラフな大澤先生
また、9月で任期終了のサポーターが複数人おり、卒業式を執り行いました。
実はかくいう私もその一人でして、良い齢した大人がちょっとジ~ンと来てしまいました。。。
こういう温かい文化が脈々と受け継がれている猫町倶楽部は、本当に素敵なボランティアです。
少しでも興味をもっていただけたら、ぜひ皆さんもサポーターに立候補してみてくださいね!
さて、次回の東京アウトプット勉強会の課題本は、吉川浩満著『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』です。
そして、次回も著者の吉川さんをお招きしての講演会を開催します!
なお、開催スケジュールは、下記の通りです。
開催日:2018年10月20日(土)
受付開始 14:30
読書会・講演会 15:00~18:40
懇親会 19:00~
開催場所は、「東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー21F シスコシステムズ内」です。
↓詳細はこちら↓
http://www.bookreading.nekomachi-club.com/schedule/60356
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
長文をご覧いただきありがとうございました。
<写真・文責 KJ>