扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

東京アウトプット勉強会[ビジネス]

  • 2013年1月19日 17:30~20:00
  • リバイバル読書会!!フランクル「夜と霧」【東京アウトプット勉強会】 

週の初めに降った大雪がまだ溶けきらない関東地方。



2013年一回目の東京アウトプット勉強会はヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」でした。

今回の選書は12月に行われたクリスマスパーティーの中で参加者に

「東京アウトプット勉強会でもう一度とりあげて欲しい過去の課題本」のアンケートを取り1位に選ばれた本です。



普段の定例会はお休みし「リバイバル読書会」と銘打って開催!!

今回の参加者は128名、18チームに分けて行いました。



そして今回は東京アウトプット勉強会初、女性の参加者数が半数を超えました!!

いつもどうやったら女性の参加者が増えるのか?と悩んでいるサポーターもこの笑顔。



フェルト生地で素敵なネームホルダーを作って来られた参加者さんもいました。



こちらは開始前のファシリミーティングの様子

ファシリの人数も多いですね。



こちらは今回集まったシェア本



シェア本の前に猫町倶楽部のPVを流したタブレットを置き、参加者の来場を迎える準備は整いました。

PVは(サポーターの手作業で)エンドレス放送でした。



17時30分、司会の挨拶で開催です。



今回は副代表パクちゃんからの挨拶。

東京アウトプット勉強会で夜と霧を過去に課題本としてとりあげた経緯を話していただきました。



どうですかこの数。盛況で嬉しい限りです。



今回の課題本は160P前後と読みやすさもあってか、皆さんよく読みこんで参加してくださいました。



「夜と霧」は、第二次大戦中、ナチスドイツの収容所に入れられた著者の体験と心理学的な解釈を綴った本です。

心理学者である著者は、収容所での自らと周囲を心理学的に分析し、ある種の支えとして極限状態を生き抜きます。



この本の特徴は、苦しみや憎しみ、絶望を描きながらも、主題としては人間に対する希望を描いている点です。

我々はなぜ生きているのか?全ての尊厳を奪われ、なくしてしまっても、どうして人は生きているのか?



過酷な体験を特定の集団や文化のせいにせず、深い人間への愛情に満ちた文章です。

著者自身の体験から生まれる言葉の重さは、読む人の胸を打ちます。



我々は幸いにして、豊かで平和な社会に生きています。

この幸運をどのように使うべきか?どう生きていくべきか?とても考えさせられる一冊でした。



そうこうしているうちに、あっという間に2時間半が経ちました!

最後にみんなで記念撮影!!



二次会も119名に参加いただき大変盛り上がりました!!

参加者の皆さん本当にありがとうございました!

 

次回の東京アウトプット勉強会は2月9日(土)

課題本は東浩紀さんの「日本2.0 思想地図β vol3」です。

次回もよろしくお願いします!!

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