猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2019年2月17日(日) 読書会17:30~懇親会20:00~
- 第107回 関西アウトプット勉強会『FACTFULNESS』
突然ですが、あなたはサルより賢いですか?
え、そんな質問するなんて、バカにするなって?
しかし、この本は序盤から、
私達を、サルより世界を正しく認識出来ていないのではないかという現実に突き付けてくる、そんな本でした。
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去る2月17日(日)、第107回関西アウトプット勉強会が、
3か月ぶりにもはやお馴染みのちゃやまちアプローズ会場にて開催されました。
今回の開催レポートは運営サポーターとして最後の月になるのんこが、あい務めさせて頂きます。
受付では陽気なサポーターが、お出迎え。本日の参加テーブルを伝えてくれます。
今月の課題本は、ハンス・ロスリング『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』です。
初の日曜日開催ということでどうなるかなと思っていましたが、老若男女初参加者5名を含む42名の満員御礼での開催です!
なかなかゲスト会でなく、ちゃやまち会場は満員御礼にならないのですが、嬉しい限りです♪
まずは司会からの開会の挨拶と、読書会のルール説明です。
猫町倶楽部の特にアウトプット勉強会は、難しい課題本が多いですが、
課題本の読了さえしてきてくれば、読書会は和気あいあいと開催しておりますので、
難しい感想言えない、、、なんて思わずに気軽に参加が出来ます。
読書会中は鉄の掟「他人の意見の批判はNG(本の批判はOK)」がありますので、
他の人と異なる感想でも(感想なんてそもそも一緒になることなんてあるのか、、、?)、
遠慮なく感想をぶつけ合わせられるので、新しい発見・本の読み方を知ることが出来てとても楽しいですよ。
読書会は事前に決められた6~7人のテーブルごとに感想を語り合います。
テーブルにはファシリテーター(もちまわりです)という司会進行役がいるので、沈黙でどうしよう、、、といったことにもなりません。
(時には沈黙を楽しむべしという声も!?)
参加したテーブルにより、全く感想が異なるところも読書会の醍醐味。
サルより正解出来ていたか?
レベルが落ちることはあるのか?
放射能の話は本当にそうなのか?
平均のトリックで世界を見誤ってはいけない。
本の直接的な感想から、どんどん話は広がります。
現金主義の話、留学生の数の話、映画の話などなど、、
人の数だけ感想は異なる。
著者や人の価値観に合わせる必要はない。自分は自分でいい。
でも。
他人から影響を受けて、自分の考え・世界が広がるのも素敵なことだと思いませんか?
猫町倶楽部は生涯学習がテーマの一つです。
読書会の最後には、関西の他の分科会の、月曜会・シネマテーブル・藝術部の告知タイムなど。
最後は全員でパチリ★
まだまだ話足りないぞー!ということで、懇親会へとなだれこみます。
読書会で感想を語ると、初対面でもすぐに仲良くなれちゃうので、もうこの懇親会の頃には、昔からの友達のように話が弾みます。
途中でテーマ別席替えを毎回行いますので、人見知りでも、色々な人と話が出来るのも嬉しいところ。
今月のテーマは、「話したりん」「バレンタインの思い出/チョコイベントで買ったチョコの話」「お薦め映画」「ショッピング・消費増税前に買いたい物」「今の時期に行くべきお薦めの旅行先」「フリーテーマ」です。
毎回、サポーターが、半分悪ノリ?いえいえ、毎回のおもてなし心で決めております。
来月は、土曜日開催に戻りまして、
3月23日(土)、
課題本は、関西に住む我々にはなじみのある、小林一三がテーマの、
鹿島茂著『小林一三 – 日本が生んだ偉大なる経営イノベーター』となっております。
阪急ユーザーのあなたも、宝塚好きのあなたも、ふるってご参加お待ちしております!
最後になりますが、私を含む4名(この日参加は3名)が今回で運営サポーターを卒業しました。
サプライズで、博士帽子とお花のプレゼントまで!
今までたくさんの参加者の皆様に支えられて、続けてくることが出来ました。
本当にありがとうございます。
毎月必ず課題本を読むということはもちろん、
運営サポーターを続けてきて、多くのよき仲間に恵まれ、人としても大きく成長することが出来たのではないかと感じております。
(最近人気なので、すぐ埋まっちゃうのですが、多分半年後ぐらいにまた募集するはず、、)
猫町倶楽部は、誰にでも開かれており、
本人が望みさえすれば、いくらでも新しい体験・世界を広げてくれる場所です。
大好きな猫町倶楽部がこれからも続いていきますように!!
書を愛せ。人を愛せ。
愛をこめて。
文:のんこ 写真:えり、みやっち、ゆゆ