猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2019年3月20日(水) 受付開始19時〜/シネマテーブル開始19時30分〜
- 第52回 東京シネマテーブル 『女王陛下のお気に入り』
3月20日、渋谷のザギャンゲットバイモジャにて第52回東京シネマテーブル「女王陛下のお気に入り」が開催されました。
<ザギャンゲットバイモジャへの階段。この階段を下りて不安になった頃に入口があります。>
<フォックスサーチライト配給作品ならではのパンフレット。最後の方の本作以外のページも楽しめます。>
ギリシャ出身の鬼才(!?)ヨルゴス・ランティモス監督最新作、かつ第91回米アカデミー賞で最多10部門ノミネートということで日本でも公開前からかなり話題となっていた作品です。
ヨルゴス・ランティモス監督は前作「聖なる鹿殺し」、その前の「ロブスター」など、ある意味シュールかつ冷徹な世界観を淡々と描くという印象を持っていましたが(あくまで筆者個人の印象)、今回はいかに…!?とかなりの期待感をもって鑑賞しました。
本作はオリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズという女優三名の豪華共演も見どころのひとつということもあったのか、女性の参加者が非常に高い比率となっていました。
<今回のコスプレテーマ「ウサギ」>
まずは我らがサポーターリーダー、マサトの挨拶からシネマテーブルがはじまります!猫町倶楽部唯一のルール「他の参加者の意見を否定しない」を守りつつ、各テーブルの皆さんから自由な意見がどんどん出されました。
・主要人物が3人いたが、人によって誰に重きを置くか決まる。アビゲイルからだと駆け上がる、サラからだと陥れられる…等。
・議会の対立(トーリーVSホイッグ)をバックに据えた便宜、見返りのかけ引きが面白い。また、党派で髪の色が真っ二つに分かれていて、それに笑った。
・章立てを入れる効果は?→小説っぽいがなぜなのか?言葉が象徴的でもない。また、言い回しが普通ではない、奇異。
・ほとんどのシーンが自然光を利用して撮影されており、光の使い方がとても印象的。
などなど、話はつきないのですが21時からは食事タイムです!
ザギャンゲットバイモジャのメニューはおいしくてボリュームもあるので、食事も楽しみのひとつですね。
腹ごしらえの後は後半戦、懇親会ラウンドテーブル開始です。
今回のラウンドテーブルのテーマは、
・懇親会映画『グリーンブック』(懇親会映画は鑑賞は必須ではありません)
・アカデミー賞おさらい
・最近これ観た&これから観たい映画
の3テーマでした。参加者皆さんそれぞれが自分の話したいテーマのテーブルに移動して、語り合います。アカデミー賞作品賞、脚本賞、助演男優賞の最優秀三冠に輝いた『グリーンブック』は多くの皆さんがご覧になったようで、急遽2テーブルにするほど盛況でした。鑑賞された皆さん、やはりケンタッキーフライドチキンが食べたくなったみたいですね(笑)。
そんなこんなで、今回のシネマテーブルも大盛況のうちにお開きとなりました。
3月でサポーター任期終了のカツミさん、大変お疲れ様でした!そして、これからのシネマテーブルを担って頂ける新たなサポーターを大募集中です。興味のある方は、ぜひmixiの募集ページを参照の上、立候補お待ちしております!
こんな感じで猫町倶楽部東京シネマテーブルの最新情報は、mixi、Twitterでも発信されていますので、ぜひフォローを。懇親会映画のお知らせや、mixiページでのみ開催ををお知らせする不定期の特別企画もあったりします。
参加を迷っている方(はい、今これを読んでいるあなたです!)は、まずはmixiの東京シネマテーブルコミュニティへの参加をオススメします。あとよく、「難しい分析や考察しないとダメ…?」と心配をされるのですが、ノープロブレム!映画好きが多いですが、そんな小難しく観る人は(ほとんど)いません。みんな楽しんで観て、良かった作品をオススメしあったりしていますよ。
猫町倶楽部東京シネマテーブルmixiコミュニティページ
猫町俱楽部シネマテーブル合同Twitterアカウント
さてさて、次回の定例会は4月10日(水)19時30分から課題映画『ブラック・クランズマン』です。「あの」スパイク・リー監督ということで、こちらも期待度がかなり高い作品ですね!
詳細&お申込みはコチラから
次回も皆さんのご参加、お待ちしています!
(写真:マーシー、文:ケイ)