猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2019年6月28日 18:45~
- 第149回名古屋アウトップット勉強会「あなたの人生の科学上・下」
2019年6月28日に、第149回名古屋アウトプット勉強会が、ウィンク愛知にて開催されました。
今回の課題本は、ディヴィット・ブルックス著『あなたの人生の科学上・下』でした。
この本は架空の男女の一生をたどりながら無意識の選択が人生に大きな影響を及ぼすことを科学的に分析している本です。
今回の読書会は上下2巻であったにもかかわらず初参加5名を含む41名の方が参加されました。ありがとうございました!!
司会からの挨拶のあと、テーブルごとに進行役であるファシリテーターがトランプで選出されます。
引いた数字が多い人など各テーブルで自由にルールを決めて引きます。
(ファシリテーターになる方は4回以上参加されている方のみです)
ここで猫町読書会のルールを2つ説明します。
・課題本の読了。(←絶対必須)
・他の参加者の意見を否定しないこと。(本の内容を批判するのは大丈夫です)
この二つを守っていただければ、どなたでも参加OKです!!
今回の課題本はページ数が多かったのですが、データや、分かりやすい例が多く様々な意見が交わされました。
・前回の課題本『ファクトフルネス』は思い込みをなくすことを主眼としていたが、この本は無意識について説いている。どこまで正しいのか。
・どのような老後が幸福なのか。リタイア後の人生には、生活の目的と他者とのコミュニケーションが必要だと思う。
・上巻はまだ自分と重ねることができたが、下巻の選挙のあたりから自分と関係なさ過ぎて入り込めなかった。
・子育てしているが、当てはまることと当てはらないことがまちまち。
・やはりアメリカと日本は大分違うのではないか。
・哲学、人文、その他諸々のことが書いてあって何が言いたいかわからなくなったが、章ごとにちょっとずつ人生のイベントが書いてあって面白かった。人種やジェンダー等、今のアメリカを前面に出しすぎている感じはある。
・結婚と夫婦の話がすっとばされている感じはある。子どもを産む産まないの意思決定の成り行きは気になった。
・エリカがストーリー上、上り詰めてしまった結果、知性が高ければ幸せかのようになってしまっている。
・果たしてエリカとハロルドは幸せだったのか。
・上巻は自分にとって身近な話題だったので理解しやすかったが、下巻はアメリカンサクセスストーリーで自己啓発的な内容だったので、ガッカリした。
・直接人に会って話すことが大事。特に一緒にご飯を食べてみることが大事。
・エリカは縦のつながりを重視し(男性的)、ハロルドは横のつながりを重視している(女性的)。
・ハロルドが人生の先生に出会う場面が一番面白かった。
・意識の方が人間的で、無意識は自動化すると人工知能っぽい感じがする。
最後に全員で記念撮影です!
読書会終了後、希望者のみで懇親会を行いました。懇親会の会場は、我らがリーダーおすすめの沖縄料理の「うりずん 琉球ダイニング」さんでした。
揚げ物が特に美味しいです!
懇親会では、美味しい沖縄料理を堪能しながら、各々共通のテーマで盛り上がりました。
皆様ご参加ありがとうございました。
次回7月の課題本はピーター・F・ドラッカー著『マネジメント(エッセンシャル版)基本と原則』 です。
これぞアウトプット!という王道の本です。ぜひ奮ってご参加ください。
初心者の方も大歓迎です。
文:ゆっこ 写真:OPサポ全員