猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2019年7月20日(土) 受付開始16:10 読書会16:40~18:20 説明会18:25~18:55 懇親会19:00~21:00
- 【大阪開催】猫町倶楽部の全てが分かる!初心者限定読書会 説明会付き
読書会って最近よく聞くけど、どんな感じ?常連さんばっかりだったら怖いカモ、、、
猫町倶楽部って何なの?
課題本も色んな種類があるなー。映画もあるんだ!
もう訳が分からないよーーー涙
そんな疑問や不安を一気に解決!
猫町倶楽部の全てが分かる!ビギナー限定読書会を7月20日(土)に大阪本町ラポーティアというカフェにて開催致しました。
猫町倶楽部の読書会は、生涯学習が一つの目的であり、課題本(課題映画)を各自読了(鑑賞)してきて、
当日は各々自由に感想を語り合うというスタイルの読書会です。
(※たまに違うスタイルの時もあります)
Q:人見知りするので、好きに語り合うって言われても、猫町倶楽部って人数多そうだし、ちょっと不安なんです、、、
A:事前に、男女比や過去参加回数のばらつきがなくなるように5~8名程度のグループ分けをしているので、話しやすいですよ!
そして猫町倶楽部の読書会の鉄の掟、「他人の意見の否定をしない」がありますし、
各グループにファシリテーター(持ち回りのボランティア)がいるので、全員気持ちよく感想を語り合えます。
また、猫町倶楽部は、各地域にて、扱う課題本の種類別に分科会が存在しており、
この日は、関西地区で活動している、以下4つの分科会合同にて、開催致しました。
■関西アウトプット勉強会
■関西文学サロン月曜会
■関西藝術部
■関西シネマテーブル
分科会には分かれていますが、実際の参加者は色々な会に参加されており、
コラボ開催や、合同開催も頻繁に行われています。
では、当日のそれぞれのテーブルからどんな様子・感想が飛び交ったかをちょっとだけご紹介。
■関西アウトプット勉強会 『FACTFULNESS』
実際に参加するまで、最長で1年間程度悩まれて今回満を持して参加頂いた方や、教員を目指している大学生の方などにご参加頂きました。
「数字は大切だけれど、見方によっては判断をゆがめてしまう。正しい数字のとらえ方をいつも忘れず、自分で判断できるようになりたい。」
「データのアップデートはすごく大切で古いデータを基に間違った提案を顧問先にしてしまわないようにしなければ…」
「職種や立場が違うだけで本の内容のとらえ方、今後への考え方が違うのかと参考になった。」
■関西文学サロン月曜会 『春琴抄』
今回最も参加人数も多く、大盛況だった『春琴抄』!
漫画版持参の方や、広島からお越しの方、谷崎潤一郎で論文を書かれた方など多くの方にお集り頂きました。
「佐助にとっての春琴は理想化された女神=観念の愛であって、現実の春琴はそこにいないのでは?」
「火傷した春琴に自分で自分の目を突いたと言わなかった佐助は卑怯」
「パッとしない佐助、漫画版ではイケメンに!」
■関西藝術部 『ベートヴェンを聴けば世界史がわかる』
『孤独死天国』を読んで猫町倶楽部に参加された方や、名古屋のビギナー会にまず参加してみてといった方などにお集り頂きました。
「世界史の流れとともに書いてあるのでクラシックは難しい印象だったけれど分かりやすかった」
「急に評価が変わるのは芸術作品の面白いところだと思った」
■関西シネマテーブル 『パドマーワト』『アラジン』
前半にパドワーマトの紹介をし、後半はアラジンの話で盛り上がりました。
「映画最初にジニーが人間になっており、自分の物語を話す伏線が素晴らしかった」
「実際に魔法のランプがてに入ったら3つ何を願うか」
読書会の後は、各分科会と課外活動のプレゼンを行いました。
■関西アウトプット勉強会
○普段の会場は梅田のちゃやまちアプローズの貸し会議室。
○課題本はビジネス書から、哲学・人文系など。話題のものから過去の名著まで。積読を解消出来るきっかけにも!?
○大体月の後半の土曜日の17時半~から開催。遅め時間なので土曜日仕事帰りの人も参加しやすい。
○著者がお越しになって直接お話を聞けるゲストイベントも頻繁に開催。
○いろいろなバックグラウンドを持った人と意見を交換でき、本の感想だけでなく、仕事や生き方の相談に及ぶ時も!
■関西文学サロン月曜会
○会場は今回と同じラポーティアで主に開催。たまに和室などに飛び出します!
○課題本は日本から海外、ミステリーやSFから純文学まで幅広く。
○大体第一(たまに第二)土曜日の17時~
○「遊び」のドレスコードがもう一つのお楽しみ。ベストドレッサーになるといいことが!?
○シネマテーブルや藝術部とのコラボ、合同開催も!
○文学作品の前では老若男女、ふだんはどんな仕事をしている人でもみな平等!読書会で色々な人の感想を聞くと、また新たな読み方が見つかって、帰ったらもう一度読みたくなるが癖になる。
■関西藝術部
○会場は靭公園沿いのATRIO CAFE。窓からのぞく木々が綺麗です。
○課題本、絵画、音楽、古典芸能、演劇などなど幅広く。
○隔月開催で月後半の日曜日の16時半~。日曜日なので早めに終われるのが嬉しい。芸術の秋は毎月開催に。
○2月からはじまったばかりの分科会なので、これからみんなで創り上げていける。先日は参加者さん発案で日本絵具体験を実施。
○その道のプロを呼んでのレクチャーイベントや、鑑賞会+読書会など、本+@でより芸術に親しめる。
○そのジャンルのプロみたいな参加者さんはほぼおらず、みんなで昨日よりもほんのちょっとだけでも芸術を知り日々をより豊かで楽しいものにしよう!といった好奇心豊かな参加者さんがほとんど。美術展の情報交換も楽しいひと時。
■関西シネマテーブル
○会場は今回と同じラポーティアで主に開催。
○課題映画は、開催時期に公開されているもので、日本も海外も、メジャー作品から単館映画館のみで上映される映画まで様々。
○開催は、主に水曜の19時半~開催で3か月に1度は日曜の夕方から開催。平日が都合がつきやすい人も土日が都合がつきやすい人どちらにも嬉しい!
○課題映画の他に懇親会で感想を語りあえる、話題映画も!一粒で二度おいしい。
○新年会の、昨年のベスト映画とワースト映画を発表する会も大盛り上がり
○ストーリー、俳優さん、監督さんや演出さん、音楽、ファッション、時代背景など、多角的に感想を飛び交わすことが出来るのがシネマテーブルの楽しみ!あのシーンのあの意味はそうだったのか…!といったスッキリ感?謎は深まる感?もたまりません。
■関西猫町課外活動
○定例会以外で、猫町参加者経験者同士で、イベントを企画したり参加したりしながら交流する放課後みたいな場
○他の分科会をメインに参加している参加者さんと仲良くなれたり、大人数ならではの企画が出来たり
その後は食事も交えての懇親会です。
ここまでの読書会で語り合った仲、本の感想の続きを語ったり、猫町倶楽部のことを聞いたり、今ハマっていることを聞いたりなどトークが弾みます。
途中で、関西猫町倶楽部定番の、「テーマ別席替え」を行います。
話したいトークテーマを基に、席替えを行い、読書会中同じテーブルではなかった人たちとも交流できますし、
自由に席替えとなると「ぽつんとなったらどうしよう、、、」といった不安もあるかと思いますが、テーマ別なので安心して盛り上がることが出来ます。
この日のテーマは「好きな本」「最近ハマっていること」「アート」「フリートーク」などなど。
最後はもう終わってしまうのか!といったぐらい、時の過ぎるのが早く感じられるほど、盛り上がりの中、閉会致しました。
この会をきっかけに、また猫町倶楽部にご参加いただき、猫町ライフを皆様にお楽しみいただけると、サポーター一同嬉しく思います。
■次回の予定■
関西アウトプット勉強会 8月24日(土) 聴く読書 オーディオブック読書会
関西月曜会 9月7日(土) 梶井基次郎『檸檬』/森見登美彦『四畳半神話大系』
関西藝術部 8月31日(土)五十嵐 太郎 『日本建築入門』
関西シネマテーブル 8月21日(水) 「よこがお」
ビギナー会にご参加頂いた皆様も、参加できなかった方も、また読書会でお会いできることを楽しみにしております。
<文:のんこ 写真:あっしー、しんちゃん、タクミ>