扉を開けると本の向こう側の世界が広がっていた。

猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。

名古屋文学サロン月曜会[文学]

  • 2013年4月19日(金) 
  • 初参加者限定!読書会レポート

まだ寒さが残る4月19日金曜日、3回目となる初参加者限定の読書会が『青猫』で開催され70名のフレッシュな面々が集まりました。

課題本は夏目漱石「夢十夜(短編集)」、ドレスコードは「夢十夜に出てきた色」。

今回は名古屋の月刊情報誌「KELLy」との合同企画ということもあり女性比率が高い!!



 

まずは定例会と同じように、代表タツヤさんの挨拶から第一部の読書会が始まりました。

次にパワーポイントを使って「月曜会ガイド」。初参加者のみなさんが「月曜会」を楽しめるようルールを説明するのは月曜会サポーターOBのgimuraさん。初参加者読書会は、月曜会のサポーターOBが中心になって運営しています。


 

そしていつもの定例会より(若干!?)緊張感高めの読書会がスタートです。

各テーブルでは月曜会ベテランメンバーがファシリテーター(進行役)を務めます。

 

 

最初は緊張気味にさぐりさぐり発言していた人が多かったようですが、時間が進むにつれてちゃんと和気あいあい♪笑顔がたくさん出てきましたよ!


 

「全部読むの?夢十夜しか読んでないよ!」

「夏目漱石なんてこんな機会が無ければ読まなかったかも」

初々しい発言が飛び交います。

 

「え?飛び込んだ海の底にはキラキラした世界がある?すごくポジティブな意見ですね!」

自分とはまったく違った読み方をされている方の意見を聞く驚きとおもしろさ。

これが読書会の醍醐味です。

 

「実はロマンチストなんじゃないですか?」

第一夜を選んだ人はロマンチスト!?隠していたって人柄もばれてしまいますよ。

これも読書会の醍醐味です。

 

大いに盛り上がった読書会の後は、月曜会お決まりの「ベストドレッサー」の選出です。初めてでも、みなさん上手にドレスコードを取り入れてらっしゃいました。

1テーブルからひとり、せーので指差し選びます。

選ばれたみなさんで集合写真。素敵な表情いただきました!


おっと、その前に。

月曜会藤が丘会場のお楽しみのひとつ「マスターの一曲」


毎回、課題本にちなんだJAZZの一曲を青猫のマスターが選んでくださいます。

 

再び「月曜会ガイド」の後半。コアタイム、他の分科会の活動など、さらに月曜会を楽しむ秘訣をお話しします。

タツヤさんから締めの挨拶と次回案内で、初参加限定読書会は終了。

 

第二部の懇親会会場、藤が丘駅前の「イルマティーノ」へ会場を移します。

懇親会は立食形式。自由に動き回りながら、お酒も進みお話も弾みます。


 

「いろんな職業の方がいますね。」

そうです、猫町倶楽部は多種多様な人たちの集まりです。

「お家は近いんですか?」

いえいえ、名古屋だけではありませんよ。三河、尾張、そして岐阜!三重!いろんなところから集まっています。

「ベテランのみなさんは仲良いんですね。」うーん不思議です。職業や年齢が違っても、こんなに打ち解けてしまう場所が猫町倶楽部なのです。


参加されたみなさんは新しいお友達できましたか?

猫町倶楽部気に入っていただけましたか?

この二人は、二次会へ移動する途中で仲良しに。「違うテーブルの人の話も聞けてよかったです」



「敷居が高いと思って今まで参加できなかった」

「難しい本だと難しい話をしなきゃいけないと思っていた」

「一人で参加するのは勇気がいった」

それぞれの不安を抱えた人が参加された初参加者限定読書会。

そんな不安もあっという間に消えていった和やかな読書会となりました。



みなさん、ぜひまた猫町倶楽部に来てくださいね。

そしてまた、たくさんたくさん語りましょう。

お疲れ様でした。

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