猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2013年07月20日(土曜日) 16:00~20:00
- 【著者の片岡剛士さん登場!】「アベノミクスのゆくえ」【東京アウトプット勉強会第51回】
梅雨も開けた、真夏日の東京。
風鈴の連なる東京ミッドタウンで、第51回東京アウトプット勉強会が
開催されました。
課題本は片岡剛士さん著の「アベノミクスのゆくえ」。
今回は、総勢103名の参加となりました。誘導係のサポーターもこの笑顔。
冒頭、代表のタツヤさんより30回目の参加者の方にブックカバーのプレゼント。
猫町倶楽部では、参加回数に応じてブックカバーのプレゼントを行っています。
是非、参加回数を重ねてブックカバーをゲットして下さいね。
そして、今回は著者の片岡剛士さんにお越し頂きました。
まずはタツヤさんより紹介。
読書会の間、幾つかの班に著者の片岡さんが来て下さることになりました。
どの班に来てもらうかを、読書会の進行役であるファシリテーターのくじ引きで
決めます。ドキドキしているファシリテーターたち。緊張の瞬間です。
くじを開けた瞬間に歓声が沸き起こります。
くじに当った班も、外れた班も笑顔なのがいいですね。
そして、今回は初の試みとして、より読書会が円滑に進むように、
著者の片岡さんより「『アベノミクスのゆくえ』を読むために」という内容で
40分間の事前レクチャーを行って頂きました。
ミクロ経済とマクロ経済の違いといった基礎的な知識から、他国と比べても
圧倒的に低い成長率という日本経済の現状まで、短時間で経済について
体系的に学ぶことが出来ました。
レクチャーの後は、いよいよ読書会の始まりです。
レクチャーで本に関する理解が深まったことにより、どの班も盛り上がっています。
翌日は参院選だったということもあり、話題は経済から政治まで幅広く展開。
真剣な議論をしながらも、皆さん楽しそう。
片岡さんに来て頂いた班では、アベノミクスに関する話題を中心に、
活発な意見が飛び交いました。著者の方と直接話せる機会が多いのも、
猫町倶楽部ならではのメリットです。
読書会が終了した後は、再び片岡さんの講演会です。
内容は「出版後のゆくえ」ということで、「アベノミクスのゆくえ」出版後の
数ヶ月の間に移り変わった日本の状況について講演頂きました。
また、参院選前日に相応しい、各政党の主張・方針についてもお話頂き、
大変勉強になりました。
講演会後の質問タイムも、時間が足りなかったほど、沢山の人にご質問頂きました。
質問によって、また違った角度から片岡さんのお話を伺えるということもあり、
皆さん真剣な表情です。
片岡さんを囲んでの集合写真。
やはり103人の読書会は圧巻ですね。
そして、夜も更け、興奮冷めやらぬままに懇親会会場まで移動。
東京ミッドタウンでは、夏の夜に浮かび上がる幻のダイオウイカの上映中でした。
著者の片岡さんには、この後の懇親会、そしてなんと3次会にまで来て頂きました。
特に3次会では、片岡さんの気さくなお人柄にファンになるメンバーが続出!
終電になるまで日本経済に関する熱い議論が続きました。
次回の東京アウトプット勉強会は、8/17(土)に開催されます。
課題本は、E.H.カー著「歴史とは何か」です。
夏休み中の方も多いかと思いますが、そんな時こそ歴史学の古典的名著を読んで、
教養を深めたいですね。
―連載 *課外活動紹介 Vol.2* 猫町Makers活動中!!
現在、東京アウトプット勉強会サポーターの有志のメンバーで、
昨年課題本にも取り上げられたクリス・アンダーソンの”Makers”にちなみ、
実際にレーザーカッターや3Dプリンターを使ったものづくりを体験するための
活動をスタートしています。そして、とうとう第1作目のブックスタンドが完成!
メンバー内でデザインの検討・設計を行ったブックカバーは、今後定例会会場で
使用します。是非注目してみて下さいね♪