猫町倶楽部とは、参加者が毎回課題図書を読了して集まり、
それぞれの気付きをアウトプットすることで学びを深め合う読書会です。
- 2013年10月23日(水)
- 第71回 尾崎翠「第七官界彷徨」読書会 <名古屋会場>
尾崎翠(おさきみどり)の『第七官界彷徨』。名古屋会場では、課題本の読みやすさもあってか、キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶり。読書会参加回数が20回・30回というベテランの方だけでなく、初参加・まだ参加回数が浅い方も多かったです。
課題本の簡単な『あらすじ』
人の『第七感』に響く詩を書きたいと夢見る少女が、変わり者の兄2人といとこの4人の共同生活を始めます。同居人や隣人のドタバタに巻き込まれる中で、少女は第七感を探し求める・・・という内容が少女の目線でつづられています。
少女漫画のような展開に、『話が盛り上がるかなぁ』と心配していました。が、読書会が始まってみれば心配する間もなく、『第七感って何だろう?』 『グッと来る登場人物や場面は?』 『変わった登場人物ばかりだけれど、付き合ってみるなら誰?』・・・など話は盛り上がり、自分が思ってもいない意見や感想が聞けました。これがこの読書会の醍醐味ですね。さて皆さんは『第七感』をどんなものととらえましたか?
上の写真は読書会のサポーターが毎回手作りで用意しているテーブル札です。こちらも是非注目して下さいね。
読書会の後はベストトレッサーの選出です。
ドレスコード『赤』を意識して皆さん赤い小物を身につけたり、作品に出てくるミカンの香りの香水を身にまとったり、自分の充血した『赤い目』もドレスコードとして使ってみたり(笑)
ベストトレッサーは、ユニークさで勝負をしてもOKです!
また、参加回数が増えると月曜会オリジナルブックカバーがもらえます。今回で40回目の参加という方もいらっしゃいました! 将来、参加回数が100回なんて方が出てきたら、『金色のブックカバー』が登場するのでしょうか!?
名古屋会場の二次会は、毎回課題本のイメージに合わせたお店で食事会です。今回は古民家を改造したお店で鶏肉料理を堪能!
こちらも月曜会の先ほどの読書会では語りきれなかった話、よもやま話で盛り上がっていました。
皆様ご参加いただきありがとうございました!
(6期サポーター we+うっかりどん兵衛)